【周りは簡単に変わってくれないんだな、これが】
ストレスとは、自分の心が押しつぶされないように、矛先を周りに向ける自己防衛本能であります。
ですから基本的にストレスを発散させるためには、周りの環境が良くなってくれれば問題ないわけです。
でもそんなことはなかなかないですよね。
だって皆が『周りが良くなればなあ…』と思ってるわけでして。
皆が自分ではなく他人に求め続ける限りは、いつまで経っても解決することは難しいです。
良く言われるのは、『明日の天気と他人を変えるのは同義』
つまり不可能ってことです(汗)
ではどうすれば良いか?
答えは簡単です。
そう、自分が変わるしかないのです!
【ストレスの怖いところは、『ストレス×ストレス』】
通勤や通学で満員電車に乗っている時、だいたい以下のストレス要素が起こると思います。
- 周りで突然電話がなり、その電話に出ちゃって話始める
- 隣の人の口臭が殺人級に臭い
- 座っている女性がいきなり化粧を始める
- 大きなバッグが3人分くらいのスペースを占領している
- 傘から漏れる水でズボンが濡れる
- ホームで並んでいたのに、どこからか割り込まれる
どうでしょう。
これらの光景を目撃、あるいは体験した時、間違いなくストレスが発生します。
ただ1つくらいならば、何とか大丈夫な場合が多いです。耐えられます。
しかし、大抵はイライラすることは1つではなく、幾つかが複合して発生します。
『ストレス×ストレス』はかなり極悪な掛け算で、一気にフラストレーションが貯まります。
人間はある程度ならストレスを処理する力を持っているのですが、複数一気にくると処理が追いつかなくなり、爆発してしまうケースがあるのです。
【全てのストレスを処理するのは無理】
正直なところ、自分に襲い掛かってくるストレス全てを処理することはほぼ不可能です。
しかし、1つでも2つでも処理をすれば、『ストレス×ストレス』の状況になる可能性を消すことができます。
先ほどのストレス要素も、楽観視することでストレスを処理することはできます。
例えば、
周りで突然電話がなり、その電話に出ちゃって話始める
⇒何の電話なのか、誰からの電話なのか、連想して推理ゲーム
隣の人の口臭が殺人級に臭い
⇒口臭が臭い人の方は絶対向かない
座っている女性がいきなり化粧を始める
⇒変身ビフォーアフターを勝手に解説する
大きなバッグが3人分くらいのスペースを占領している
⇒バッグの中身を推理する
傘から漏れる水でズボンが濡れる
⇒全力で傘から逃げる
ホームで並んでいたのに、どこからか割り込まれる
⇒いつか怖いお兄さんにドつかれるんだろうなと憐れむ
というように、根本的な解決になっていないにしても、その環境に自分が耐えられるように、自分の考え方を変えていくのは非常に有用です。
だって、乗りたくなくても乗らなきゃいけないんですよね?この満員電車に。
満員電車に乗らずに済む方法があるなら良いのですが、もしこれからも満員電車で闘うのであれば、上手な付き合い方をしていきたいものです。
- 皆が「周りの環境が悪い」と思ってるだけなので、環境が良くなることはない
- 周りを変えることはできないので、自分を変えていく
- ストレスに感じることを楽観視して、ストレスに感じ難くさせる
- 満員電車と上手く付き合えるような考え方を身に着けたい