【秋の夜長にはやっぱりミステリーが良く似合う!】
前回、とても優しい気持ちになれる不思議なミステリー小説として『春の贈りもの:読者への挑戦状~桜ヶ丘高校文芸部ミステリー』をご紹介しました。
幾つもの短編から構成されているため、ちょっとした時間で読むにはピッタリで、秋の夜長を楽しむアイテムとして重宝しています。
小説はamazonで買えるのですが、レビューも増えているので前回の記事を読んで興味を持って頂けたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、ファン増加中の「桜ケ丘高校文芸部ミステリーシリーズ」の最新作を皆さんと共有していきたいと思います。
本作は前作とうって変わって、読み応え抜群の長編がメインとなっています。
しかもドキドキよりハラハラが強めになっているので、「秋の夜長ってつまんない!」と思っている方にはまさにうってつけの小説だと言えます。
それでは、「桜ケ丘高校文芸部ミステリーシリーズ」の最新作『処刑ゲーム』をご紹介していきましょう!
目次
【今作も叩きつけられる『読者への挑戦状!』ストーリーは前作より少し前のお話】
今回お送りする小説は『処刑ゲーム:桜ヶ丘高校文芸部ミステリー~読者への挑戦状』というタイトルです。
⇒『処刑ゲーム:桜ヶ丘高校文芸部ミステリー~読者への挑戦状』
前作は「春の贈りもの」という爽やかなメインタイトルでしたが、今作は「処刑ゲーム」というサスペンスの雰囲気漂うメインタイトルとなっています。
前作と同じく「桜ヶ丘高校文芸部ミステリーシリーズ」なので、読者との推理バトルが楽しめるという点は特に変わっていません。
ただ舞台は前作「春の贈りもの」から少し前のお話となっており、前作との繋がりを考えながら読み進める楽しさもあります。
ただメインタイトルにもあるように、今作の主役は『処刑ゲーム』というサスペンスミステリーになっており、ドキドキハラハラの本格的なミステリーが楽しめます!
【前作からタイトルの雰囲気が変わっているのも謎解きの一つ!?】
「どうして今作は「処刑ゲーム」なんていう怖いタイトルなの?」
これは前作を読んだ方なら抱いて当然の疑問であり、サスペンス色が強くなっているのを感じますよね。
もちろんこれは「桜ケ丘高校文芸部ミステリーシリーズ」のファンである自分も思いましたし、半ば疑問を持ちながら読み進めていきました。
しかし、最後まで読み切った時、ふとしたことに気付きました。
「あれ、もしかしてその疑問も「読者への挑戦状」だったのではないか?」と。
今作は前作とは異なり、複数の短編で構成されておらず、短編1つと長編1つの構成です。
最初の短編はウォーミングアップと捉えれば、やはり主役はメインタイトルにある通り「処刑ゲーム」になります。
「処刑ゲーム」で解明すべき謎は幾つもありますし、途中に「読者への挑戦状」が出てくるので読者が迷子にならないように配慮もされています。
しかし、最初に抱いた「なぜ今作は処刑ゲームなのか?」という疑問は、最後の最後まで読み進めると答え合わせができるように構成されているのです…!
しかも、改めて読み返してみると、ところどころにヒントが散りばめられており、まるで隠し部屋を見つけていくような楽しみがあります。
まさに秋の夜長に退屈してしまっている方にはうってつけの、読み応え抜群のミステリーだと言えるのです!
【秋の夜長に制覇したい「桜ケ丘高校文芸部ミステリーシリーズ」】
今回は、「桜ケ丘高校文芸部ミステリーシリーズ」の続編として、ミステリー小説『処刑ゲーム:桜ヶ丘高校文芸部ミステリー~読者への挑戦状』をご紹介しました。
今回は長編がメインになっており、とてもボリューミーで読み応えのあるサスペンスミステリーに仕上がっています。
是非一度チェックしてみてくださいね!
⇒『処刑ゲーム:桜ヶ丘高校文芸部ミステリー~読者への挑戦状』
ちなみに、プロモーションPVもyoutubeで公開されていますので、作品の雰囲気が伝わると思います!
⇒『処刑ゲーム:桜ヶ丘高校文芸部ミステリー~読者への挑戦状』プロモーションPV
あと「桜ケ丘高校文芸部ミステリーシリーズ」の魅力と言えば、やっぱり挿絵だなと思いますね。
ゆぅこ様のイラストが小説に臨場感を与えています。
なお、『処刑ゲーム』は前作を読んでなくても楽しめる内容にはなっているものの、前作との繋がりを楽しむのもポイントの1つになっています。
まだ前作を読んだことがないという方は、そちらもチェックして秋の夜長に制覇しましょう!
⇒『春の贈りもの:読者への挑戦状~桜ヶ丘高校文芸部ミステリー』