【コロナ禍により人々の心は蝕まれている…!】
「パニック障害」という言葉は誰しもが聞いたことのある病気かなと思います。
現代社会を生きる上で、誰もが何かしら未来に対して不安を抱いており、その不安が自分の体のコントロールを奪ってしまう病気とも言えます。
最近は新型コロナウイルスの影響により、不穏な空気が社会全体を包み込み、先の見えない不安定な世界となってしまいました。
人々の心に余裕はなくなり、人と人が傷つけあってしまう…悲しいニュースが連日報道される度に心が痛みつけられるような思いをされていることでしょう。
パニック障害とは、そんな不安に付け込んでくる心の病。
ストレスや過労が溜まっていくと、知らず知らずのうちに心や身体が蝕まれていくのです。
そこで今回は、身近な存在となった「パニック障害」について、鍼灸院を営み、心理カウンセラー経験者でもある『影森佳代子』先生から学んでいきたいと思います!
【「パニック障害」は特別な病気じゃない!】
実際に「パニック障害」になったことがない人からしてみれば、パニック障害は自分には関係のない、身近ではない病気に感じるかもしれません。
しかし、コロナ禍となり社会全体が不安に包まれている中、知らないうちにストレスが溜まっていて、爆発する寸前の可能性もあるのです。
例えば、最近以下のような項目で違和感を覚えたことはありませんか?
- 狭いエレベーターに乗りたくないと感じる
- 会議中、息苦しくなったり、一瞬気が遠くなったりしたことがある。
- 忙しい日が続いて疲れてくると、不覚息を吸えなくなり苦しくなる。
- 普段から漠然とした不安があり、心身ともにスッキリしない。
- 近所のスーパーに行くのも億劫に感じる。
これは影森先生が実施されている「パニック障害予備軍チェック」の一例です。
予備軍チェックを見てわかるように、これといった理由やキッカケはないものの、心と身体に違和感を覚えたり、スッキリしない感じが出てきたりする傾向があります。
「お酒でも飲んで、一晩寝れば治るよ!」などといって、心や身体が出しているSOSを無視していると、ある時強い不安に襲われ、身体が震えて動悸や冷や汗が止まらなくなってしまう…
まさに「パニック発作」を引き起こしてしまうのです。
影森先生も実際に「パニック障害」で苦しんできた一人であり、きっかけは仕事で忙しい毎日を送っていた頃の電車の中だったそうですから、突然とも言えます。
特に病気になっているわけでもなければ、ケガをしているわけでもない。
病院で検査を受けても異常はないのに、明らかに身体がおかしい。
そして常に不安に襲われている自分がいる…
影森先生は、「パニック障害」というのは、誰のところにも突然やってくる恐れがある病気であると教えてくださいました。
【「パニック障害」を正しく知れば、もし発作を起こしても対応できる!】
誰にも起こりえる「パニック障害」ですが、経験したことがないから手の打ちようがないというわけではありません。
「パニック障害」を正しく理解していれば、もし兆候が見られた時には改善に努めることができますし、万が一発作を起こしてしまった時には正しく対処できるようになります。
「パニック障害」は精神的に余裕がなくなることが主な原因なので、落ち着いて対処できるかどうかがポイントになるわけですね。
「パニック障害」を正しく理解し、正しく治療していくには、影森先生著者の『パニック障害 大丈夫!かならずよくなる』を読むのが一番かなと思います。
かく言う僕も、家の借金が膨らんで悩んでいるところに、子どもの自閉症が明らかになり、他にもいろいろなことが重なったことで、パニック発作を起こしたことがあります。
強い不安に身体が包み込まれ、息もできず、目の前の空間が歪むような、そんな世界に飛ばされました。
今は時間をかけて全てを受け入れられるようになり、落ち着いて対応することができるようになったのですが、もしあの時影森先生の本に出会えていたら、もっと早くよくなったのではないかと思っています。
【「パニック障害」を正しく知って、大きく前へ進もう!】
コロナ禍による大きな不安は、まだまだ社会に暗い影を落としています。
しかし、もし心が弱くなったとしても、対処法がわかっていれば、恐れずに前に進むことができます。
影森先生著者の『パニック障害 大丈夫!かならずよくなる』は、現代を生きる僕たちの「心の常備薬」と言えるでしょう!
この本はパニック発作を抑えるツボや、イメージトレーニング法、そしてお灸の方法などがイラストや漫画入りでわかりやすく解説されていて、心を強くしてくれます。
自信を持って大きく前に進むためにも、是非一度チェックしてみてくださいね!