有料となってしまったねぎだくは改悪なのか徹底検証!

吉野家の牛丼といえば、「つゆだく」「ねぎだく」「ギョク」というように専門用語が飛び交う老舗の逸品です。

しかしついに「ねぎだく」が有料オプションとなってしまいました・・・

落胆と失望が広がっていますが、果たして改悪なのでしょうか?

食レポを通して、吉野家ねぎだくが改悪なのか徹底検証していきますよ!

【遂に有料に!だからこそ「ねぎだく牛丼」を食す!】

吉野家牛丼の諸先輩方を落胆と失望に与えた、「ねぎだくオプション化」

今までは「つゆだく」に続き、通の間で愛されてきた「ねぎだく」だっただけに、お金をとられてしまうことに少なからず抵抗を覚えてしまいました。

僕も学生の頃から一人暮らしをしていたこともあり、吉野家の存在はとても助かっていました。

ネットでゴルゴが吉野家ツウをイジる動画が流行ったのは、今となっては良い思い出です(笑)

いろいろな隠しアレンジを「つゆだく」「ねぎだく」「肉抜きねぎだく」みたいな感じに、ツウしかわからないような単語を飛び交わせるのも楽しみの一つでした。

そんな中、遂に通に愛された「ねぎだく」が有料オプションとなってしまったわけですから、僕は黙っていられませんでした。

いったいどんな牛丼になってしまったのか、実際に注文することにしたのです!

【これが新ねぎだく牛丼!オプションに納得してしまった理由とは?】

早速やってきた吉野家ですが、あまり大きくねぎだく牛丼をアピールしていない様子。

それよりも「豚汁」を推していることに、ちょっとした違和感を覚えます(豚汁は好きですが)

ファンの冷たい反応を警戒しているのかわかりませんが、ひとまず注文してみることに。

あれ、なんか思ってたのと違いますね…

てっきり隠れアレンジでやっていた頃の、たまねぎが多めに入っている牛丼が出てくるかと思いきや、まさかの玉ねぎ別皿!

気を利かせてくれたのか、牛丼には玉ねぎがほとんど入っていません。

「あ」

思わず声を出してしまいましたが、僕はあることに気づきました。

そして、有料オプションに納得してしまったのです。

それは・・・

「牛がしっかりと入っている!」という点です。

隠れアレンジだった「ねぎだく」は、実は玉ねぎが多くなる代わりに、肉が少なくなる例がほとんどです。

つまり、肉を犠牲にして玉ねぎを増やすという、まさに「ツウの頼み方」だったわけです。

もちろん僕は牛肉が大好きなので、なかなか「ねぎだく」を注文できず、ツウになりきれませんでしたね。

「ねぎだく」は有料オプションとなってしまったわけですが、有料オプションにするからには、しっかりとしたサービスを提供する。

これこそ吉野家の精神であり、「ねぎだく」オプションを憂うファンへの姿勢だったわけです!

【玉ねぎが別皿だと、いろいろな楽しみ方ができる!】

まさかの玉ねぎ別皿に驚きを隠せなかった僕ですが、単に玉ねぎをアピールするためではなく、いろいろな楽しみ方を試せることに気づきました。

まずは、「チョロ盛り」

牛丼を食べながら、少しずつ玉ねぎを載せていくことで、玉ねぎのシャキシャキ感を常に楽しめます。

自分で玉ねぎの量を調整できるため、「ネギ抜き牛丼」にトライすることができ、自由度はバツグンです!

そして本命の「ねぎだく盛り」

玉ねぎだけで山ができてしまうという、なんとも豪華な食べ方!

甘くて、かつ味を染み込んでいる玉ねぎを好きなだけ食べられる「ねぎだく盛り」は最高ですね!

ボリューム感を感じたくて「大盛」にしましたが、思った以上の迫力でお腹いっぱいです!

【ファンと時代、どちらも納得できる変革がカギを握る!】

 

去年はいろいろな新作に続き、超特盛を登場させるなど、吉野家の牛丼の根幹にメスを入れています。

今回のねぎだくオプションについても、ファンに愛されてきた隠しアレンジを有料化することで、敢えて表の世界へ連れ出したと言えます。

昔ながらのファンが悲鳴を上げることがわかっていた中で、このような変革を迫られているのは、残念ながら吉野家の厳しい情勢が影響しています。

「ファンが離れない変革」こそ吉野家に求められている新しい道であり、模索しながらも突き進んでくれているように感じます。

中には寂しい思いをすることもあるかと思いますが、吉野家はファンをないがしろにしないはず…!

そう信じて、僕はこれからも「つゆだくだく時々ねぎだく」を注文していきたいと思います!