2015年に復活したスマイル0円こそ、マック復活の原動力だった!
当り前のようにメニュー表にあったスマイル0円が、メニュー表廃止と共に消えてしまいました。
スマイル0円が消え、信頼を無くす事件があり、復活したスマイル0円。
「ネタだろ」「スマイルくださいと言ったら睨まれた」など、いろいろな逸話のあるスマイル0円ですが、スマイル0円の復活はマックの復活に繋がったと言います。
それはどういうことなのか?そしてスマイル月間とは一体?
今回は、スマイル0円復活から2年を記念してスタートしたスマイル月間について、ご紹介したいと思います!
目次
【スマイル0円は、スマイルの意味を理解したから復活した!】
僕が物心ついた時には既に存在していたスマイル0円ですが、世界中のマックを探してもスマイル0円を実施しているのは日本だけだそうです。
諸外国とは違ってサービスにチップが無いから生まれた説もあれば、笑顔で応対するという意思表示から生まれた説、中には単なる宣伝の謳い文句から生まれた説もあり、なかなか謎の深いスマイル0円。
しかしメニュー表が廃止された2012年、スマイル0円の表示が消えてしまいました。
猛反対を受けたため、マックはメニュー表を復活させますが、なんとそこにはスマイル0円の表記がどこにもなく、事実上スマイル0円は消えてしまったのです。
そして2014年7月、中国産チキンナゲットの期限切れ肉を使っているという報道を皮切りに、2015年1月に異物混入事件に発展して信用を失墜させることとなりました。
大々的にマックの管理の徹底不足を報道されていきますが、原材料の問題だけでなく、荒れて掃除されない店内やずさんな商品の提供もスクープされていたことも記憶に新しいです。
そうです、スマイル0円を表示だけではなく、体制から消してしまった結果だったわけです。
そしてマックは精神から反省していくしかないと考え、2015年5月25日、スマイル0円の復活を発表、そしてお客さんの声を活かすアプリとしてKODOの導入を開始したのです。
スマイル0円とは、元はそこまで大きな意味を持たなかった(宣伝効果は別にして)のですが、スマイル0円復活の際には、「日本マクドナルドの象徴であり、スマイルをお客様全てにお届けすることを約束するために、マックスマイルの日を作った」と改めてスマイルの重要さを語っていました。
5月25日がマックスマイルの日となったわけですね。
それからはマックのサービスは一気に向上し、今では週末になると車が列を作って、交差点が渋滞になるほどです。
KODOは店舗の成績表みたいなものらしいですから、どの店舗も頑張っているのでしょうね。
お客さんってどこを見ているかわかりませんし、どこを重要視しているかもわかりません。
しかし、お客さんがスマイルを見せてくれた瞬間、その店舗はお客さんから認められたことになるのです。
マックのクルーは激務だと聞きますが、これからもスマイルでいっぱいのお店作りに励んで頂きたいものです。
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【2017年6月はスマイル月間!KODOが少しパワーアップする!】
スマイルがお客さんに伝わっているかどうかをチェックするためにも使われているKODOですが、スマイル月間ではKODOが少しおトクになります。
従来ですと、KODOでのアンケートに答えると、その御礼として「マックフライポテトS」「ドリンクS」「ソフトツイスト」のいずれか1つに交換できる無料券がプレゼントされます。
スマイル月間中は、なんと3商品の他に「ハンバーガー」にも交換できるのです!
…個人的には無料券が2枚もらえるとか、かなりおトクになるようなイメージがあったのですが、そうではないみたいですね。
おそらくですが、あまり豪華にしてしまうと、無料券目当てのアンケート回答が溢れてしまって、正統な評価ができなくなってしまうんじゃないかなと思いますね。
マックとしては、声はたくさん欲しいけど、欲しいのは本音だけというスタイルでしょうから、逆に謝礼を豪華にできない背景があるような気がします。
【スマイル0円復活から2年、スマイル0円は機能しているか?】
これは検証でも何でもないのですが、ハッピーセットを求めてお昼を買いにマックへ行った時のこと。
ドライブスルーの受取り口でお金を払っていたところに、助席に座っていた5歳の娘が
「スマイルください!」
と40代くらいのおじさま店員さんに突然爆弾投下!
お昼どきで忙しかったはずなのに、おじさま店員さんはニッコリ笑って「いつもありがとう!可愛いリボンだね」とまさかの神対応!
娘は「えへへ…」と照れてしまいましたが、僕は思わず「ありがとうございます」と御礼を言ってしまいました。
忙しいから聞こえないフリしてもセーフとなる状況で、あそこまでさらっと自然にできるものなのか…
やっぱりマックはちゃんと復活したんだな!と思った瞬間でした。
これからもマックに通いたいと改めて思いましたね。
今年2017年はマックもいろいろな挑戦をしてくれているので、楽しみにしていきたいと思います!
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