初めてのひな祭りを迎える女の子が初節句となるわけですが、パパとしても感慨深い気持ちになりますね。
「きっとこれからも一つ一つ行事を重ねていって、いつかはパパから離れ…」
20年以上も後のことで、今から涙がうるうるしてしまう僕ですが、これからの娘の健康を願うのであれば、しっかりとやってあげたいですよね。
今回は、初節句のひな祭りにおける、料理やポイントをご紹介したいと思います。
目次
ひな祭りの料理は、大人と子どもは別!
初節句を迎えるということもあり、まだお子さんは1歳になっていないと思います。
従って、大人はちらし寿司やらはまぐりのお吸い物といった豪華な料理を堪能する一方、お子さんは離乳食となってしまいます。
しかし!離乳食は地味な印象があるかもしれませんが、今はそうではありません。
離乳食でもひな祭りにふさわしい豪華な料理が簡単に作られるのです!
お子さんの成長に合わせて、ひな祭りの料理をふるまってあげたいですね。
5~6ヶ月(離乳食初期)
やっと離乳食が始まった段階ですが、ご飯も10倍がゆから始まり、8倍がゆくらいまでが限界かな、という離乳食初期。
野菜で彩っていきますが、全て裏ごしする必要があるので、ちょっと手間かもしれません。
でも可愛いお子さんと、ひな祭りの料理で撮る写真は可愛いですよ!
事前に下ごしらえして、チャレンジしてみたいところですね。
クックパッドでちょっと調べてみたので、参考にして頂ければと思います。
7~8ヶ月(離乳食中期)
離乳食も中期に入ってくると、だんだん味付けができるようになってきます。
ご飯も7倍かゆくらいになりますし、ちゃんとご飯とおかずを用意できるようになるので、見た目も華やかになっていきます。
離乳食中期のメニューもクックパッドで調べてみました。
9~10月(離乳食後期)
俗に言う「もぐもぐ期」ですね。
赤ちゃんの行動範囲がぐっと広がるため、ご飯時には赤ちゃんもお腹ペコペコです。
勢いよく食べてくれるので、パパママが見ていても嬉しくなっちゃいます。
そんなお子さんがひな祭りのメニューを笑って食べてくれたら、どれだけ幸せでしょう!
食べられる範囲も増えるので、とても華やかな料理が楽しめます。
クックパッドでもぐもぐ期のメニューを調べてみました。
離乳食が始められるかどうか、ちゃんとチェック!
5~6ヶ月になったからと言って、突然離乳食を始めるのはちょっと危険かもしれません。
個人差がありますので、お子さんの成長に合わせて離乳食をスタートさせたいところですよね。
離乳食を初めても良いか、ちょっとしたチェックリストを用意しましたので、よかったら参考にして頂ければと思います。
- 首や腰が座っていること
- スプーンを口に入れられること
- 生活リズムが整っていること
- 明らかにおっぱいやミルクでは足りてないこと
- パパママが食べる食事を欲しそうにしてること
この5項目全てが○だったら、離乳食を始めても良いのでは?と思いますね!
女の子のひな祭りだから、雛人形も大事!
3月3日がひな祭りなわけですが、ひな祭りの日になる前に、いろいろと準備を行う必要があります。
その代表格と言えば、『雛人形』ですね。
雛人形は、一説によれば母方の両親から送られるのが習わしとなっているようです。
しかし雛人形は高価なものであり、スーパーで買い物するのと訳が違います。
ですから、両家が話し合って、雛人形をどうするのか決めた方が良いと思います。
僕の場合は、両家から半分ずつ出し合ってもらいました。
ママにはわからない?パパの大仕事!
人によるかもしれませんが、実は入籍の後に、両家の親御さん(つまりおじいちゃん、おばあちゃん)から合同でお祝いをしてもらうのは初めての方も多いかと思います。
自分の子どもが生まれた時や、百日祝いの時は、それぞれの家からお祝いを貰ったかと思いますが、雛人形は両家合同という形になります。
ここでパパに与えられる任務は、両家それぞれが快くお祝いを出してくれて、無事雛人形を買ってもらうことにあります。
両家が元から友達だったり、普段から親交があったりすれば、特に問題はないと思います。
寧ろ親が知らないところで、おじいちゃんとおばあちゃんだけで話を終わらせるケースもあります。
しかしそれは稀であり、片方が遠方だったりすると、必然的に両家の話し合いにはパパが間に入り、仲介役を引き受けなければ話が進まないことがあります。
ママと上手く連携を取って、早めにひな祭り購入の段取り(ちょっとリアルになりますが)を決めていきたいものです。
これはママに任せてはいけませんよ、パパさん!
僕の失敗談ですが、まだ育児に慣れておらず、ストレスマッハなママに任せてしまった(僕が何もしなかった)ために、かなり怒られた苦い思い出があります。
ここは大黒柱の腕の見せ所ですから、気合いを入れていきましょう!
ただし焦って事を進めようとすると、どちらかの家が不快な思いをしたり、話が食い違って雛人形が2飾りになっちゃたり、最悪雛人形がひな祭りに間に合わなかったりして、残念なひな祭りになってしまいかねません。
両家の考えや言い分を聞いた上で、ママにも相談しながら進めていきましょう!
Sponsored Link
雛人形はいつ飾ると良いの?
雛人形は、24節気で言うところの雨水の日に飾ると良いとされています。
雨水の日は2/19頃となりますので、ひな祭りのおよそ半月前に飾るのが良いとされています。
早く飾るほど、早くお嫁に行くと言われているので、なるべく早く飾りたいところです。
早くお嫁に行くと聞いて複雑な思いのパパもいると思いますが、だからといって3月3日当日に飾るのは「一夜飾り」と言って縁起が悪いので、絶対に避けてくださいね。
娘さんの幸せは、娘さんが掴むものであり、親としてできることは、それを支えてあげることです!(自分に言い聞かせながら)
ちなみに雛人形を届けてもらう(お店から家まで)日は、もし指定できるのであれば仏滅や赤口は避けて、大安の日が良いかと思います。
例えば2017年の場合は、2/18に飾るとすれば2/13の大安が適しているかと思います。
せっかくなので、六曜を覚えちゃいましょう!
六曜とは、大安、友引、先勝、先負、仏滅、赤口の6つから成るもので、旧暦における曜日のことです。
今は月曜日~日曜日までの七曜となっていますが、明治時代初期までは旧暦だったため六曜が使われていたのです。
七曜となった今では不要なのですが、まだまだ六曜の影響は強く、大安や仏滅などは催し物や行事には欠かせない存在となっています。
それでは一つずつ、簡単にご紹介したいと思います!
先勝(せんしょう)
万事に急ぐと良い日になると言われています。
午前中は吉、午後2時~6時は凶にとなります。
急ぐということは、朝から動くということですね。
友引(ともびき)
元々は良くも悪くもない日とされていましたが、現代では良いも悪いも友にも影響が及ぶ日と言われています。
よって、慶事など友に起こっても嬉しいとされる行事は行っても良いのですが、葬式といった友に起こると悪い行事になるようなことはしてはいけない日とされています。
朝は吉、昼は凶、夜は大吉となっています。
先負(せんぶ)
先勝とは逆で、急用や勝負事は避けると良い日とされています。
平静にいた方が吉となります。
朝から動かない方が良いため、午前は凶、午後は吉となっています。
仏滅(ぶつめつ)
六曜の中では最悪であり、法事関連以外は一切行事を行ってはいけない日です。
何事においても遠慮して、慎みを持って行動すると良いとされています。
大安(たいあん)
仏滅とは逆で、全てが良い日とされています。
何事においても吉であり、とてもハッピーな日です。
赤口(しゃっこう)
あまり馴染みがない日ですが、正午付近以外の時間帯は全て凶となる、仏滅に次いで悪い日とされています。
「赤」という字が使われているように、火や刃物に気を付けないといけません。
良い!という日が2日しかない六曜
六曜を見てみると、実は良いという日が先勝と大安の2日しかないので、1週間のうち2/3は良くない日ということになります。
先勝も条件付(午前しかダメ)であることを考えると、良い日って全然ないという風に考えられていたことになります。
控えめな日本人ならではの国民性が出ていますが、どの悪い日にも一応「悪いことが起こらないようにするための対策方法」が設定されているところに、六曜の奥ゆかしさを感じてしまいますね。
意外に知られていない雛人形の数え方
先ほどさらりと雛人形の数え方を使わせてもらったのですが、お気づきになりましたでしょうか?
雛人形一式を指す場合は、数え方は「一飾り、二飾り」となります。
他にも「一具」や「一揃い」でも良いようです。
これは三段飾りだろうが、五段飾りだろうが、七段飾りであっても呼び方は変わりません。
ちなみにお内裏様(お殿様とおひな様)のセットだと「一組、一対」と呼び、人形1つ1つの数え方は「一体」となります。
これを知ってるだけで、雛人形を買いにお店に行った時にちょっとパパのカッコいいところを見せられると思いますよ!
Sponsored Link