【発達障害を抱える方の婚活はどのようなものなのか?】
僕は発達障害を抱える子どもを持つパパであるわけですが、いずれ子どもたちは立派に成長し、いつか結婚したいと思う日がくるのではないかと思っています。
その一方で、結婚に至るまでの道のりは、決して楽なものではないだろうなとも思っています。
最も、結婚できるかできないかは、発達障害の有無が決定打になるものではないとわかっているものの、結婚を心配してしまうのは親だからなのかなと思ってしまいます。
今回は、子どもたちと同じ発達障害を抱えていて、現在婚活中である「シリウスさん」の体験談を共有していきたいなと思います。
シリウスさんはとても思い悩みながら婚活されているようですが、発達障害を抱える子どものパパとしての意見も合わせて述べていきたいと思います!
【ふ病体質を持ったシリウスさんってどんな方?】
シリウスさんは発達障害を抱えていますが、それ以前にふ病体質という特殊な体質を持っています。
「ふ病体質」とは聞きなれない名前かもしれませんが、「ふ病体質」とは巫女体質のことで、神社に使える巫女さんが持っていそうな神通力など霊的な能力に長けている体質のことを指しています。
但し、巫女とはいっても、現代におけるアイドル的な存在としての巫女さんではなく、霊力を持っていた古代巫女の方ですね。
もちろん、現代の巫女さんの中には霊力を持った巫女さんもいらっしゃいますが、霊力を持った巫女さんはほとんど明治時代までにいなくなってしまいました。
諸説ありますが、明治時代あたりを境に巫女の神託が禁止されてしまったために巫女さんの役割が変化し、現代における宮司さんの補助をしたり、巫女舞を踊ったりするタイプの巫女さんがほとんどとなったようです。
今までいろいろな霊能者の方にみてもらったそうですが、前世は洪水を抑えるために生贄となった巫女だったそうなので、信憑性はあるのかなと思います。
自分のためではなく、誰か他人のためにお願いごとをすると8割ほどの確率で願いが叶うそうなので、まさに巫女体質と呼んでもおかしくはありませんね。
普段は障害者としての容姿となっているそうで、これはどちらかというと本来の姿というよりは、本来の姿を隠すための姿をしているそうです。
しかし、緊張することで、まるでマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するスタンドの如く、本来持っている美人の容姿が発現するのです。
なんでも日本の北東北で口寄せをおこなう巫女として有名なイタコさんも、霊能力を持つ代償として何かしらの障害を抱えて生まれてくると考えられており、イタコさんの特徴に似ているとも言えます。
さて、その一方でシリウスさんは発達障害者という側面も持ち、障害手帳も取得されています。
日本では発達障害と聞くとマイナスなイメージを持たれてしまうのですが、実際にはとある分野で非常に優秀な能力を持っていることが多く、今まで歴史に名を刻んできた偉人の中には発達障害を抱えていた人は少なくありません。
健常者の方がオールマイティーなタイプの野球選手で例えるならば、発達障害を抱えた方はショートの達人であったり、バントの達人であったりするのです。
外国では、発達障害を抱える方に対しては、長所を伸ばしていくような教育を施すそうです。
実際にシリウスさんはゲームに熱中するとなかなかやめられない過集中の性質があるそうですが、いつしかのテレビ番組で過集中の性質を逆に活かして会社で活躍している方の特集が組まれていましたね。
僕の息子も発達障害を抱えていて漢字やコミュニケーションが苦手ですが、同年代の中では特に運動神経がズバ抜けて高く、そして初対面の動物の心を開かせるという特技を持っています。
漢字もコミュニケーションは現代社会を生きていくためには必要なスキルと言われていますので、必須スキルを持っていない息子は発達障害と認定されました。
では、現代社会に文字が存在せず、誰とも会わずに生きていける世界だったら、息子は発達障害と認定されたでしょうか?
そのような世界が現代社会だったら、しっかりと社会に適応しているので健常者になっていたはずです。
これはシリウスさんにも同じことが言えると思います。
シリウスさんはブログもされていますし、メールでのやり取りも違和感がありませんでしたので、息子とは違った特性をお持ちなのだと思います。
ふ病体質もあったために、現代社会では生きていけないと判断されてしまったのではないかなと感じました。
人のためにお願いごとをされていますし、周りのことを気遣えるのは現代社会で幸せに生きていくための必須スキルだと思います。
僕の子どもたちも、シリウスさんのように人のために行動を起こせる大人になってほしいと常々思いました。
【ふ病体質を持った発達障害者の変わった婚活!】
さて、そんなシリウスさんですが、現在婚活中とのこと。
求める女性像としては、
- 未婚であること
- 障害者にたいして大らかな心を持っていること
- 優しくて思いやりがあること
- できれば同じふ病属性であること
を挙げていらっしゃいます。
逆に、贅沢な暮らしを求めたり、自分の利益を優先的に考えたりする女性とは合わないとのことですが、この感覚は僕を含め世の男性全員が思っていることなので、全く問題ないかなと思います。
様々な体質を持っているシリウスさんですが、僕としては全部ひっくるめて「個性」と呼んで良いと思っています。
発達障害は病気ではなく特性なので、立派な個性ですからね。
シリウスさんは容姿を公開してブログで宣伝中とのことなので、興味本位ではなく好感を持たれた方は是非ともよろしくお願いいたします。
但し、シリウスさんは真剣に婚活されていますので、冷やかしは絶対にNGです。
同じふ病属性であったり、もっとシリウスさんのことを知りたいと思ったりした方は是非よろしくお願いいたします!
【まとめ】
現代の婚活においては、経済的な安定を求めるあまり、地位や年収を重要視する風潮がありますが、果たして長い目で見て幸せになることはできるのか疑問に感じることが多々あります。
これから何十年も一緒に助け合うパートナーを探すために、お金や年収、利益のことばかり気にしていると、後悔することになるかもしれません。
シリウスさんの兄は詐欺師のようにお金に執着していたようですが、そのためか奥さんも同じような性格で、結婚したにも関わらず墓参りに一度も来ていないと嘆いているようです。
社会的地位や経済的な面などの条件だけではなく、性格や相性、長所などでお互いの欠点を補い合えるような内容もしっかり加味することで、幸せな結婚を手に入れることが可能となります。
僕も結婚して10年が経過しますが、ここまで長く夫婦生活を続けてこられるのは性格や相性はもちろんのこと、「相手のことを想う気持ち」が大事かなと思っています。
日本人は諸外国とは違い、内面よりも外面を重要視する傾向にあり、外見や収入、地位などにこだわる特徴があると言われています。
最近は日本における離婚件数は減少傾向にあると言われていますが、それでもおよそ3組に1組は離婚してしまう統計となっています。
結婚はお互いが幸せな人生を歩もうと思ってするものでありますので、改めて内面を重視した婚活がポイントになるのではないかと思っています。