インフルエンザウイルスは非常に強い感染力を持ったウイルスではありますが、中にはインフルエンザに全然かからない!という人がいます。
逆に、毎年インフルエンザにかかって苦しむ人いて、何かかかりやすさには秘密があるように感じた人も多いのではないでしょうか?
実はインフルエンザにかからない人にはある共通点がありましたので、今回は「インフルエンザにかからない人」チェックについて紹介したいと思います!
目次
「インフルエンザにかからない人」チェックスタート!
それでは、以下の7項目について、あてはまるかどうかをチェックしたいと思います。
お子さんをはじめ、家族の方と一緒にチェックしてみることをおススメします!
- 最近よくイライラする
- いつも周りにたくさんの人がいる
- あまり運動をしていない
- 体温は低い方(目安は36℃以下)
- あまり睡眠時間が取れていない
- 爪を噛んだり、指を口にくわえる癖がある
- 朝、昼、夜と3食満足に取れてない
いかがでしょうか?
何となくおわかりだと思いますが、これらの項目はあてはまる数が多いほど、インフルエンザウイルスに負けてしまい、病気になってしまう確率が上がってしまいます。
どうしてこれらの項目にあてはまると病気になるリスクが高まってしまうのか、順番に解説していきたいと思います。
①「最近よくイライラする」は体の不調の元!
学校や会社でイライラするシーンは少なからずあると思います。
ある程度のイライラは、やる気を刺激するストレスとして精神的にも良いとされています。
しかし、ストレスも強くなると精神的負担となります。
精神的負担により、体の機能がマヒしたり、誤信号を送ってしまったりするため、体が不調となってしまいます。
特に胃腸に悪影響を及ぼす例が多く、胃潰瘍など重症となってしまうケースがあります。
身体が不調だと体の免疫力が低下するため、インフルエンザウイルスに負けてしまう可能性が高くなってしまうのです。
「病は気から」というのは迷信ではありませんので、注意が必要です。
②「いつも周りにたくさんの人がいる」はウイルスがすぐ近くにいるリスク!
インフルエンザウイルスは感染しても潜伏するため、感染したばかりの人が近くにいると、当然ですが周りに感染するリスクが出てきてしまいます。
特に会社、学校、幼稚園といった、基本的に多くの人が集まっているような場所はインフルエンザウイルスが蔓延している可能性が高いのです。
どうしてもその環境の中で日中を過ごさざるを得ないと思いますので、インフルエンザウイルスを通さないようなマスクを着用することをお薦めします!
インフルエンザウイルスの感染力について、以下にまとめてみましたので、また参考にして頂ければと思います。
⇒参考:インフルエンザの感染力は強い!気を付けるべき感染力が強い3つの理由
③「あまり運動をしていない」は体力低下のサイン!
学校や幼稚園に通うような子供であれば、基本的にいつも走ったり遊んだりするでしょうから、まあ問題はないかなと思います。
問題があるのは大人であり、特にデスクワークのお仕事だと日中はずっと座りっぱなしですよね。
通勤が電車で、徒歩を要するような環境であればまだ良いのですが、例えば車での通勤だとほとんど体を動かさないのが当たり前になっているかと思います。
運動をしないことで体力が低下してしまうため、ウイルスに抵抗する力が弱くなっている懸念があります。
また定期的に運動をしていると酸素の運搬が活発になり、血液の流れもスムーズになります。
社会人になるとなかなか運動をする機会もなく難しいですが、とにかく少しでも歩く習慣をつけたいところですね。
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④「体温が低い方(目安は36℃以下)」は免疫力が低いかも!?
身体の免疫力は体温と密接な関係があり、体温が1℃上昇すると、免疫力は30%アップすると言われています。
インフルエンザウイルスにより発症すると高熱が出るのはこのためで、体温を上昇させて免疫力を高めようとするわけです。
しかし、免疫力は高まりますが、他にもいろいろ症状が出るケースが多いので、メリットばかりではありません。
寧ろデメリットの方が多いようなので、体調管理は必須かなと思います。
⑤「あまり睡眠時間がとれてない」は体力も免疫力も低くなるピンチ!
睡眠時間は、疲れた体を癒し、下がってしまった体力を回復させてくれる役割を持ちます。
特に午後10時から午前2時は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ、体を回復させるのに大事な時間帯となります。
午後10時となるとまだドラマがやっている時間ですし、子どももまだ勉強や遊びに夢中になりがちな時間帯です。
毎日は難しいかもしれませんが、特に用事がないのであれば、できるだけ早い時間に寝るように心がけたいですね。
⑥「爪を噛んだり、指を口にくわえる癖がある」はウイルスを体内に入れてしまう危険あり!
インフルエンザウイルスは主に飛沫感染といって、感染している人の咳やくしゃみにより空気中にウイルスが浮遊し、それを呼吸などで体内に取り込んでしまって感染するケースが多いです。
しかし、飛沫感染の他にも手についたウイルスが口に運ばれて感染してしまうことも良くあるのです。
手は一番ウイルスが付着しやすい(いろいろなものを触りますからね…)、そして一番口に触れやすい部位なので、感染しやすいのです!
癖があるのはすぐには直せないので仕方ないですが、こまめに手洗いをすることで対処することは可能です。
石鹸をつけて、しっかりと隅々まで洗ってくださいね!
⑦「朝、昼、夜と3食満足に取れてない」は健康の敵!
3食しっかり取ることは、栄養面から見ても体力をつけるのに必要です。
しかし食事は体力をつけるだけでなく、美味しいものを食べることによるストレス解消、体温の上昇による免疫力向上といったウイルスに負けない体を作る上で非常に大事な要素なのです。
冬は美味しい食べ物の旬が多いことから、ついつい太ることを気にして少食にしたり、ダイエットをしたりしてしまいがちですが、無理をするとかえって大変なことになりますので、程々にするように気を付けてくださいね!
また、子どもがインフルエンザのウイルスに感染した疑いがある場合は、早めの対処が必要となります。
以下に子どものインフルエンザの症状をまとめてみましたので、参考にして頂ければと思います。
⇒参考:【子供のインフルエンザ】4つの症状と9つ療養ポイント厳選まとめ
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