節分でまいた豆は、「年の数だけ食べる」という風習がありますが、食べる数が実は定まっていない問題があります。

どうして「年の数だけ食べる」は同じなのに、食べる数が異なるのか?節分の豆を使った料理はないのか?

節分の豆の美味しい召し上がり方、教えます!

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節分豆は福を招く豆なのだ!

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節分でまく豆とは煎った大豆です。

鬼を射るための豆なので、「射る=煎る」だったわけですね。

鬼をやっつける豆ですから、邪気を払った豆となります。

よって、節分豆は『福豆』と呼ばれ、神聖なものでした。

そんな豆を食べるわけですから、それは福を体内に取り入れることになり、同時に健康になるということです。

節分はお祓いをするということになるので、豆は家庭の神棚や仏壇にお供えすると良いとされています。

節分で食べる豆の数は、実は2つの考え方がある

節分で食べる豆の数とは、年の数だけだと言われています。

年の数であるのだから、考え方は1つだけだと思ってしまいますが、年の数というものに2つの考え方があるのです。

現代において、年の数とは「誕生日を迎えたら1増える」という考え方です。

満●才、という考え方ですね。

しかし昔は、年の数とは「誕生日を迎える前提で1増える」という数え年の考え方なのです。

例えば今が5月で、誕生日を6月に控えている場合、満20才の人は昔は21才になっていたのです。

今と昔では、そもそも年の数え方が異なるという問題点が根底にあるということですね。

どうして食べる豆の数で考え方が異なるのか

もともと節分とは、新春の前日、つまり大みそかの日でした。

ですから、明日から始まる新しい1年が健康でありますように!という願いの元、数え年の数だけ福豆を食べたのです。

数え年だと年齢が増えるのは新春になりますから、未来に対して願いをかけたということになりますね。

昔の人の考え方に沿うのであれば、次の年、つまり節分からの1年間の健康を願うことになるので、数え年の数だけ福豆を食べればOKです。

一方、現代の数え方である「満●才」という考え方で福豆を食べる地方では、年の数だけ福を取り入れるという説もあります。

これは来年のことをどうこう言っているわけではないので、また違う視点から見た考え方ということになりますね。

豆まき自体が、元は宮中行事であり、そこから庶民に広まったため、地方によっていろいろな考え方があるのは仕方のないことだと思います。

子供が納得する食べる豆の数とは?

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先ほどの話を考えてみると、現代の年の数え方、昔の数え年の考え方、どちらも間違いではないと思います。

子供に食べる豆の数のことを聞かれたら、ここは正直に2つの話をして、子供に選んでもらうのも良いのではないか?と思います。

福豆が好きなお子さんであれば、間違いなく数え年の考え方を採用するでしょうか…

僕の家は現代の年の数え方であったため、誕生日が1月だった僕はとてもラッキーだと思っていました。

あと1ヶ月で誕生日を迎える3月生まれの妹が、喜ぶ僕のことをひがんでいたのを今でも覚えています。

給食でも福豆が出ていましたが、勝手に「学校と家は別モノ」と自分に言い聞かせて節分を楽しんでいました。

その一方で、2月の終わりが誕生日の母が「1個少なくて良かったわ~」と言いながら、豆を頬張っていましたが、大人になってやっと意味がわかりました。

誕生日以外に年齢のことを考えなきゃいけない節分は、なかなか罪深いイベントだなぁと思ってしまいます。

子供にとって年が増えることは喜ぶべきことですが、大人にとっては悲しいことということですね。

子供と大人で節分に対する考え方が異なるというのも、節分の面白い要素だと思います。

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新春と大みそかの行事でなくなった節分

節分がもともと大みそかであったため、節分という行事は今よりも昔は重要なイベントでした。

今の暦では大みそかではありませんが、2月初旬でもまだまだ1年が始まったばかりです。

1年の出だしであることには変わりないので、昔と同じく福や健康を祈りたいですね!

せっかくなので、親子で『福茶』を飲もう!

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子供の頃は、少ししか食べられずにやきもきしましたが、大人となった今では食べきれないくらいの福豆を食べることになっていませんか?

福豆はそのまま食べても勿論おいしいのですが、さらに福を呼び込むために、『福茶』にチャレンジしてみましょう!

作り方は簡単で、食べるべき福豆から数個をお椀に入れて、お茶を注ぐだけです。

ちなみに福茶とは、新年に初めて汲んできた水(初水)を使って作ったお茶のことを言い、大みそかである節分の福豆と組み合わせることで、さらに福を呼び込む最強のタッグなのです。

福豆にお茶を注ぐだけでも良いのですが、梅干しや塩昆布を入れると風味も良くなり、さらに美味しくなります。

ちなみに福茶に入れる梅干しは、昔疫病(流行病)が蔓延した時に、梅干しを入れたお茶を病人にふるまったところ疫病が下火となったという逸話が元となっています。

ここで言う梅干しは、無病息災を願った縁起物ということですね。

そして福茶に入れる塩昆布は、諸説ありますが「よろこんぶ(喜んぶ)」という意味が有力だと思われます。

従って福茶とは、福を招く大豆、新しい年が始まる初水、無病息災を願う梅干し、そして笑いの絶えない塩昆布を融合させた非常にありがたい飲み物なのです!

作り方もとても簡単なので、是非試してみてはいかがでしょうか。

2月は1年のうちで最も寒さが厳しい季節であるので、体も心も温まる福茶は重宝されそうですね。

節分は恵方巻と福茶で決まり!

節分が大みそかではない現代では、特に学校や仕事が休みになることもなく、至って普通の平日です。

ですが、節分の夜は家族揃って、恵方巻を皆でかじり、そして福茶で温まりたいですね。

家族団らんの良い機会を与えてくれる節分は、きっとこれからも愛されていって欲しいところです!

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