※2017/8/1更新

ファストフードのネックだった電子マネー&クレカ支払が遂に解禁!

マックに限った話ではないですが、大抵のファストフードは電子マネーやクレカが非対応で現金がないと買えない状況でした。

しかし、ついにマックが電子マネーやクレカ支払を解禁しましたので、早速ご紹介したいと思います!

さらに、値上がりの声も囁かれていますので、値上がりについても注目していきますよ!

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【遂に解禁!電子マネーとクレカ対応でますます便利になるマック!】

「ファストフードなのに、買うにはスロウな支払いを要求される」

なかなかクレジットカードや電子マネーでのファストペイに移行してくれない風潮を風刺したダジャレですが、遂にこのダジャレも過去のモノとなりました。

交通系を含む電子マネーと、世界でも通用するクレジットカードの対応を実施するとマックが発表してくれたからですね。

具体的にどのように変化するのか、以下にまとめてみました。

【現在の決済サービス】

≪電子マネー≫

  • iD
  • WAON
  • 楽天Edy

【2017/8/1より対応開始の決済サービス】

電子マネー

≪電子マネー≫

  • Nanaco

≪交通系電子マネー≫

  • Kitaca(JR北海道)
  • Suica(JR東日本)
  • PASMO(関東私鉄各社局)
  • ICOCA(JR西日本)
  • TOICA(JR東海)
  • Manaca(名古屋地区私鉄各社局)
  • SUGOCA(JR九州)
  • Nimoca(西日本鉄道他)
  • はやかけん(福岡市交通局)

【今後対応される決済サービス(追加分)】

≪電子マネー≫

  • Nanaco
  • QUICCPay+

≪クレジットカード≫

  • Visa・Mastercard®
  • JCB・ダイナース
  • ディスカバー
  • アメリカン・エキスプレス

≪NFC≫

  • Visa paywave
  • Mastercardコンタクトレス®
  • J/Speedy
  • American Express Contactless

≪その他≫

  • JCB PREMO

いかがでしょうか?

今までは限られた電子マネーしかありませんでしたが、交通系電子マネーとクレジットカードの導入が決まったことで、一気に利便性が向上したように思えます。

「どれか1つは持っている」という方も多くいらっしゃるでしょうし、持ち合わせの現金がなくてもマックが食べられるようになったのは嬉しいですね。

また、クレジットカードはどうしても危険という認識を持っている人が多いため、クレジットカードの悪用を防げるようにICクレジットカードに対応したマルチ決済端末を導入する予定としているようです。

【いつから交通系電子マネーやクレジットカードは使えるの?】

マックの発表によれば、2017年下半期を目標に、順次開始する予定となっています。

今年の後半から順番に対応していくということですね。

従って、どれだけ早くても夏秋以降ということになりそうです。

提携先が三井住友カードということもあって、大きな遅延なく実施していくのではないかと思いますね。

【全国で交通系電子マネーやクレジットカードが使えるようになるの?】

はい、そうですね。

全国のマックの店舗約2900店で交通系電子マネーやクレジットカードが使えるようになります。

但し、交通系電子マネーについては主要9種には対応しているものの、地方の交通系電子マネー(例えば札幌市交通局のSAPICAや静岡鉄道のLuLuCaなど)は非対応となってしまうため、地方ではクレジットカードの利用がメインとなりそうですね。

逆に都市部にお住まいの方であれば、僕のように電車通勤の方は特に一気に活躍の場が広がることになるかと思います。

マックのために、あらかじめある程度の金額をチャージしたいと思います(笑)

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【マックの狙いは2020年東京オリンピックにある!】

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今回の交通系電子マネーとクレジットカード対応発表の狙いとして、まずは普段利用している日本人に向けて、変化していくニーズに対応するための大胆な実施があると思います。

去年より業績が上向きとなっていますので、躍進の年となる2017年に発表することで、マックに対する信頼感を加速させる狙いがあるのは間違いありません。

実際に僕らはとても便利になるわけで、両者WIN-WINになりますからね。

今年の復刻メニュー、そして復刻に+αしている攻めの方針に相乗効果をかけ、さらに売上が上がることでしょう。

しかし、実はマックの本当の狙いは2020年、東京オリンピックにあります。

東京オリンピックが開催されれば、いろいろな国から観光客が大勢日本を訪れることになります。

中には日本に不慣れな環境客もいるでしょうから、できればお金の問題はスムーズに解決させたいはずです。

お金の問題をスムーズに解決するためには、Mastercard®のCMにもあるように、どこの国でも使えるクレジットカードが欠かせません。

もちろん現金を使わないといけないところはありますが、食事をするにしてもクレジットカードが使えるかどうかで、お店の選択が変わってくるといっても過言ではありません。

世界中で親しまれているマックを、気軽に日本でも楽しんでもらおうというのがマックの狙いなのです。

【クレジットカード対応になると、値上げの心配がある!?】

電子マネーやクレジットカード対応になるということで、嬉しいと思う反面、値上げの心配をする声があります。

マックがファストフードにおいて先陣をきって導入するクレジットカードですが、そもそもどうしてファストフードではクレジットカードが使えないのでしょうか?

理由は簡単で、クレジットカード対応にすることで手数料がかかってしまうからなのです。

手数料はおよそ3~5%が相場になるのですが、この手数料はお店が負担することになります。

しかしお店にとって手数料は大きな痛手です。

ましてや値段で勝負しないといけないファストフード、ファミレス、回転すしなどは、この手数料を負担するわけにはいかないので、クレジットカード非対応となっているわけですね。

この手数料はお店が負担しているとありますが、結果的には商品の値上げによってお客が負担しているのが実情だそうです。

逆に言えば、ファストフードやファミレス、回転すしはクレジットカード対応という利便性を捨てて、より安い値段でお客さんに料理を提供しているということになります。

こういう事情がある中での、今回のマックのクレジットカード対応の発表に、便利になって嬉しい反面、値上がりがあるのではないか?という心配もあるわけです。

表立った値上げは売上ダウンに繋がるため、ボリュームを減らしてくる可能性もあります。

業績回復により、そもそもマックが負担してくれる可能性だってあります。

まだどのようなことが起こるかはわかりませんが、交通系電子マネーやクレジットカードが導入されるであろう今年2017年の後半は、ちょっと注意していく必要があるかなと思います。

週3でマックに通う僕のようなマック愛好家にとっては、少ないお小遣いでやりくりしているので値上げは非常に痛いです。

もちろんマックが負担すればマックが痛いのですが、値上げによって通う回数を減らしたくはないので、何とか良い方法を提案してくれないかなと淡い期待を持っています。

マックは今回の発表の中で、「マクドナルドはビジネスの強化という新たな段階に入り、変化するお客様のニーズに対応するため利便性の強化を新しい取り組みとして注力する」としています。

確かにマックは今までFree Wi-Fiの導入、アプリクーポンの開始、そして最近始まったdポイントの導入など、サービスの向上に力を入れています。

今回のことは期待と不安が入り混じっている状況ではありますが、これからもマックとは美味しい関係を築いていきたいですね!

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