秋から流行し始めるインフルエンザですが、意外にインフルエンザが始まったと思い知らされるのは、小学校の学級閉鎖が多いです。

小学校はどうしても集団での生活となるため、インフルエンザウイルスに誰かがやられてしまうと、異常な速さで広まっていきます。

今回は、学級閉鎖が何人から適用されるのか?基準はどうなっているのかをご紹介したいと思います。

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人数の基準は非常に曖昧!

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よく秋口になると、「今年初の学級閉鎖!」みたいな見出しのニュースが報道されていますが、どれくらいの欠席数が出ているのでしょうか?

  • 千葉市で起きた学級閉鎖では、小学1年生で24人中7人が欠席。
  • 足立区で起きた学級閉鎖では、小学3年生で34人中4人が欠席。
  • 名古屋市で起きた学級閉鎖では、中学2年生で40人中15人が欠席。

3つの例を見てみると、欠席者の割合はまちまちです。

千葉市の例では約3割、足立区の例では約1割、名古屋市の例では約4割です。

さらに詳しく調べてみたところ、『およそ1/4~1/3が目安だが、人数では明確な基準はない』とのことでした。

ここでポイントになるのは『人数では』という部分ですね。

つまり基準は人数ではないということです。

基準は『今後どれくらい感染症が拡大するのか?』

学級閉鎖の目的としては、ズバリ『感染症の拡大防止』です。

ですから、何人休んだから学級閉鎖になるというよりは、これからどれだけ感染症が拡大してしまうのか?拡大が続くなら学級閉鎖にしよう!という流れが基本となるようです。

従って、学校を休んだ理由も重要になってきます。

  • 理由がインフルエンザ⇒既に発症しているため、しばらくは感染が拡大するかも
  • 理由が発熱(高熱)⇒検査に引っかからないだけで、インフルエンザ感染の疑いあり
  • 理由が発熱(微熱)⇒インフルエンザ感染の疑いは低いが、風邪の流行の恐れあり

というような感じですね。

学級閉鎖の判断は学校がするが、教育委員会や保健所が主導になることも

基本的には、学級閉鎖にするかどうかは学校が判断します。

欠席状況や上述のような欠席理由などを総合的に判断して、学級閉鎖にするかどうかを決めていくのです。

学級閉鎖は感染している子も感染していない子も対象となるわけですが、感染している子は安静にしてもらう効果、そして感染していない子は予防の効果があります。

授業が進んでしまうと、その分勉強が遅れてしまったりするので、その見極めも重要となります。

新型インフルエンザなど、これから未知なる感染拡大が予想される場合、教育委員会や保健所から学級閉鎖を学校に指示することもあるそうです。

既に大流行となっている場合は、欠席者が全体の1割しかいないとしても、学級閉鎖の支持が出ることもあるとのことです。

学級閉鎖の目的はあくまで『感染拡大の防止』であるため、学校側も迅速な判断を要求されるのです。

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よくニュースになるのは小学校の学級閉鎖…どうして?

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小学校は集団生活であるため、あっという間にインフルエンザが広まっていくので、ある意味仕方ないなぁと思ってしまいます。

でもよく考えてみると、幼稚園や保育園も集団ですし、中学校や高校も集団です。

それなのにニュースで良く見るのは小学校です。

これはどういうことなのでしょう?

先生の対応

理由はいろいろあるのですが、まずは『先生の対応』が挙げられます。

幼稚園や保育園では、手洗いやうがいといった行動は、これからの人生にとって最初に身につけるべき自主防衛手段です。

ちょっと大げさかもしれませんが、そういう意味合いもあってしっかりと教えてくれます。

そして園児たちは非常に素直なので(というか皆先生が大好きというのも大きい)、ちゃんと教えられた通りに実行するのです。

何も疑うことないんですよね~園児って。

外から遊んだら、ちゃんと手洗いとうがいをする時間が設けられており、予防の力は非常に高いと思います。

これが小学校になるとどうでしょうか。

確かに水飲み場には、「手洗い、うがいをしよう」というポスターと、蛇口には石けんが常備されており、環境は整っています。

しかし、今さら手洗いとうがいを教えることはありませんし、ましてや手洗いうがいの時間など設けられていません。

さらに小学生ともなると、園児が見せるような素直さは高確率で無くなっています。

これは余談ですが、幼稚園の行事に参加してみると、お兄ちゃんやお姉ちゃんが小学生で、一緒にやってくるケースがよくあります。

園児はちゃんと先生の言うことを聞いてゲームなどで遊んでいるのに、小学生はそれに反発して好き勝手し放題。

今はあまり怒れない(こういう時は放置なのに、問題になるとグイグイ出てくる親が多いとか)ようで、僕が子どもの頃だった時を思い返してみても対応が甘いです。

小学生は自分でできることが一気に広がるので、いろいろと粋がっちゃうんだろうなと思いますが、それだけ小学生というのは予防を身につけていないのです。

免疫力と判断力

中学生があまり学級閉鎖にならないのは、一つ大きな理由として『免疫力』があります。

インフルエンザの予防接種も、主に小学生以下となる13歳以下は2回接種が推奨されていますが、13歳以上になると推奨される回数は1回となります。

それだけ体内で抗体を作る力が備わっているということですね。

当然中学生でも高校生でもインフルエンザウイルスに感染することはありますが、ある程度は自覚もできるので、「インフルエンザかもしれない」と判断して自主的に感染を弱める意識があるというのも大きいですね。

まだ病気に慣れていない小学生は、どうしても少しくらい体調が悪くても活発に動いてしまうので、インフルエンザだと気づくのも遅くなります。

自覚症状も薄いため、38℃を超えてしばらくしないと周りも気づきにくいようです。

親としては、いち早く異変を察知してあげたいところですね。

もし自分の子どものクラスが学級閉鎖になったらどうすれば良い?

インフルエンザの猛威は凄まじく、全国各地で学級閉鎖が増えています。

ではもし自分のお子さんのクラスが学級閉鎖になったら、どうすれば良いのでしょうか?

突然のことで驚きも隠せないかと思いますが、すぐに取り掛かって頂きたい3つの対策をまとめましたので、あらかじめチェックして頂ければと思います。

明日突然学級閉鎖になるなんてことも考えられますので、注意してくださいね!

参考:インフルエンザで学級閉鎖になったら、これだけはやってほしい3つの対策!

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