1年に1回の女の子のお祭り、それがひな祭りです。

可愛いひな人形に華やかな料理、そして真ん中には娘の笑顔…なんとも素晴らしい日ですよね。

ひな祭りに欠かせないのはちらし寿司ですが、どうしてちらし寿司が定番になったのでしょうか?

今回はちらし寿司の意味、そして具材に込められた優しい由来をご紹介したいと思います!

Sponsoredlink

ちらし寿司を食べるようになった由来とは?

hinachirashi1

よく「どうしてひな祭りにはちらし寿司を食べるの?」と子どもに聞かれますが、実はひな祭りだからちらし寿司を食べるわけではありません。

寿司とは「寿(ことぶき)を司(つかさど)る」という意味があるように、縁起ものでした。

しかし昔の寿司はあまり見た目が華やかでなかったため、女の子にふさわしい可愛らしい寿司を作ったのです。

『ちらし』とは、酢飯にたくさんの具材を散らして入れたことから由来しています。

しかし「散らし寿司」とすると、あまり縁起の良い料理に聞こえませんよね。

よく企業の就職試験の結果で、合格のことを「桜咲く」、不合格のことを「桜散る」と表現するように、「散らし」とは終わり、縁が無い意味になってしまうのです。

だから「散らし寿司」ではなく「ちらし寿司」と平仮名で表現するのが一般的とされているのです。

ちらし寿司に入っている具材の優しい由来とは?

色とりどりの華やかなちらし寿司ですが、見た目を良くするためだけにいろいろな具材を入れているわけではありません。

もちろん彩のために入っている具材もありますが、そこは縁起ものの料理ですから、ちゃんと願いが込められた具材が存在します。

順番にご紹介していきましょう!

えび

お正月のおせち料理にもあるように、えびは縁起ものを代表する具材です。

えびは背すじが曲がっていることから長寿を意味し、いつまでも健康でありますように、という意味が込められています。

そしてえびの赤色は魔除けの意味もあります。

赤色は紅白、還暦のちゃんちゃんこといったように、縁起の良い色とされています。

さらに!えびは脱皮を繰り返して大きくなることから、出世するという意味もあり、ブリのような出世魚としても人気なのです。

えびは縁起ものの代表選手と言っても過言ではありませんね!

れんこん

れんこんは穴が開いていて、れんこんから外の世界を見ることができます。

このことから、れんこんは『見通しがきく』とされ、未来が見えると言われています。

通常だと穴が開いていることはネガティブな意味に捉えそうですが、そこは機転の利く日本人ならではの発想ですね。

れんこんもおせち料理に出てきますから、縁起ものの食材として愛されているようです。

まめ

枝豆などが入っていると、緑が赤にマッチングして彩も良くなるわけですが、縁起ものとしての意味もあります。

豆はそのままで『まめな性格になりますように』という願いが込められています。

まめな性格の女性は、男性から大変な人気がありましたので、そういう願いが込められたのでしょう。

今でも気が利く女性は男性から見ても好感が持てますので、まめな由来は今でも有効だと思います。

また『まめに働けるように』という意味もあり、まめは長く続く、途切れない、という良い意味も兼ね備えているようです。

他にも具材はあります

他にも三つ葉や人参、卵などいろいろな具材が入っています。

これらももちろん縁起ものとしての意味は少なからずあるかと思いますが、どちらかというと色彩の意味合いが強いみたいですね。

赤、黄、緑、この3食がちらし寿司でよく見かける3大色彩と言えるでしょう。

Sponsored Link

地域性豊かな色々なちらし寿司

recipe_0811_01

ちらし寿司は先ほどご紹介したような具材が一般的ですが、地域によっていろいろなちらし寿司があります。

代表的なのは「海鮮ちらし」と「五目ちらし」になるわけですが、ここで少しご紹介したいと思います。

海鮮ちらし

生の魚介類、主に寿司ネタを入れるのが特徴です。

よく「海鮮丼と海鮮ちらしって何が違うの?」と聞かれますが、海鮮ちらしはちらし寿司なのでご飯が酢飯になっているのに対して、海鮮丼は普通のご飯に寿司ネタを乗せたものになっています。

つまりご飯そのものが異なるわけですね。

同じではありませんので、注意してください。

寿司ネタを使うこと自体縁起ものとされているので、あまり具材にはこだわりはないようです。

ただ色彩を華やかなものにするために、サーモン、マグロ、イクラといった赤い寿司ネタは鉄板のようですね。

寿司ネタで緑色と言えばかっぱ巻きのキュウリがありますので、キュウリも入っているケースが多いです。

ワサビを入れるわけにはいきませんからね(笑)

五目ちらし

海鮮ちらしが海の幸を中心に入れているのに対し、五目ちらしは山の幸を中心に入れています。

醤油などで味付けした鶏肉、アナゴ、シイタケ、人参、かんぴょうといった具材を入れるのが特徴です。

全体的に赤や茶色がメインとなるため、錦糸卵などを入れて色彩を華やかにしています。

五目ちらしは海鮮ちらしと違って保存がきくので、次の日もちらし寿司が楽しめるという嬉しいメリットもあります。

ちらし寿司は皆で囲むから、もっと美味しくなる!

ちらし寿司は鍋と同じで、一度にたくさん作って、そこからよそって食べます。

自然とちらし寿司の周りに皆が集まることになるので、一体感が生まれてもっと美味しくなります。

皆が集まれば、主役の女の子もより祝ってもらえてると感じるでしょうし、自然と笑顔になるはずです!

どの料理も、食べる人の笑顔が最高の調味料となります。

毎年元気に成長してくれる娘を見ながら食べていると、ちょっと塩気のある味になってしまうのは、僕がパパだからでしょうか?(笑)

皆で楽しいひな祭りにしたいですね!

Sponsored Link