東日本大震災などで、海外より緊急支援物資に入っていたことから注目を集めている『液体ミルク』

海外では主流であるものの、日本では製造どころか販売すらされていないため、需要が高まっている状況です。

今回は『液体ミルク』をもっと多くのパパ、ママに知ってもらい、普及させられるように、いろいろとご紹介していきたいと思います!

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そもそも液体ミルクって何?

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まだ普及率が低いこともあり、液体ミルクという単語が初めてという方も多くいらっしゃると思います。

僕も初めて聞いた時は、「え、ミルクって液体じゃないか」と思ったほどです。

液体ミルクとは、粉ミルクと区別するために呼ばれたもので、粉として保存するのではなく液体として保存するミルクのことを言います。

日本では製造、販売されていないのですが、諸外国では一般的で、粉ミルク同様にスーパーや薬局で売られています。

産婦人科でも使われていて、出産直後の赤ちゃんに液体ミルクは与えられている程です。

改めて言うまでもないですが、液体ミルクは非常に便利です。

液体ミルクのメリットをご紹介したいと思います。

液体ミルクのメリット

①水やお湯が必要ない

これは液体ミルクの最大のメリットと言えます。

既にミルクとして完成された状態で密封されて保存されていますから、そのまま赤ちゃんに飲ませることができます。

②温める必要が無い

当然温めても良いのですが、温めなくても飲ませてOKです。

③常温保存で問題ない

冷蔵庫にしまっておいたりする必要はありません。

粉ミルクだと、作った後に常温になると粉が底に溜まるケースがあります。

普通にしっかりと作れば大丈夫なのでしょうが、僕は慣れない内は上手に作れませんでしたね…

ちなみに保存可能期間は半年から1年となっています。

思ったよりも長いので、万が一のために貯めておけるのも良いですね。

④赤ちゃんは粉ミルクよりも吸収しやすい

元から液体になっているので、赤ちゃんも吸収しやすくなり、栄養が隅々まで行き渡るようになります。

⑤密封されているので衛生的

粉ミルクも売られている時は密封されていますが、開けてしまうと空気に触れてしまいます。

一般的な粉ミルクはそれなりの量が入っていますから、1日に何度も蓋を開けたり閉めたりしていると、どうしても空気中のバイ菌が気になってしまいます。

しかし液体ミルクは1回分ずつで密封されているので、とても衛生的なのです。

⑥持ち運びが便利

これも先ほどのお湯や水が不要というところに直結しますが、かなりありがたいメリットです。

お出かけする際、粉ミルクの場合は、粉ミルク、水筒(お湯)、水筒(冷水)、哺乳瓶の4つが必須です。

粉ミルクはスティックタイプがあるので良いものの、2つの水筒はかなりかさばります。

さらにそれぞれは温度を保ってもらわないといけないので、それぞれの水筒は魔法瓶じゃないといけません。

お湯がぬるいと粉ミルクが十分に溶けてくれませんし、水がぬるいと赤ちゃんが飲める温度まで下がらなくなります。

哺乳瓶もガラス製ではなくプラスチック製を使えますが、それなりのカバンに入れないといけないわけです。

さらに!ミルクを作る場所はいつでもテーブルがあるとは限りません。

車で長旅になれば車中で作らないといけません。

太ももに哺乳瓶を固定して、粉ミルクとお湯を入れて十分に溶かし、後からゆっくりと冷水を入れる…常に揺れている車内でミルクを作ることは、悪い意味でスリリングなのです。

まだ小さいお兄ちゃんとお姉ちゃんがいると、邪魔されないようにしないといけませんし、誤ってお湯をぶちまけてもいけません。

一方で、液体ミルクならば全て解決してくれます!

荷物も液体ミルクを数本入れておくだけで良いので、ペットボトル飲料をしまっておくイメージでOKということになります。

⑦すぐに赤ちゃんに飲ませてあげられる

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既に作ってありますから、神経質になってミルクを急いで作らなくても良いです。

普段なら、だいたい赤ちゃんがお腹すいたタイミングでミルクを作ってあげられますが、問題は深夜です。

寝ていたら突然大声で泣き出して大パニック!というのは日常茶飯事です。

ママが抱っこしてあやし、その間にパパがミルクを作りに台所に飛んで作りますが、こんな時に限ってポットのお湯が足りない…

急いでポットに水を入れますが、すぐにお湯ができるわけもなく、悲鳴を上げるように泣き続ける赤ちゃんに、鬼の形相になっているママ。

「どうしてお湯をあらかじめ作っておかないのよ!」

怒りの矛先はパパに向けられ、パパはどうしようもできずにションボリ…

これは完全に僕が体験したケースですね(笑)

悪いタイミングというのは次から次へと悪循環を呼び込んでしまうもので、常に先の先の展開を読んで行動しなければいけないのが育児の大変さでもあります。

特にママはそういった先を読むのは得意なのですが、パパは不得意(というかそこまで考えられない)な場合が多いので、何かと大変なのです。

あの時液体ミルクがあればよかったなぁと思う場面は、いくらでも出てきますね。

⑧震災などがあると、非常に便利

これは東日本大震災で海外から緊急支援物資として送られてから注目を集めたわけですが、震災があると旅行や夜泣きなんぞ比にならないくらい大変です。

お湯や水も満足に手に入らないのに、赤ちゃんのミルクを作らなくてはいけない環境というのは過酷そのものです。

実は東日本大震災より以前にも、液体ミルクは災害などがある度に多少の注目はされていたものの、一過性なものに過ぎないという理由で十分に普及させようとする動きがありませんでした。

最近はまだ強い地震があちこちで起こっていますし、台風による被害も年々大きくなっていっています。

早く普及してほしい!というか逆に普及しないのがおかしいと思いませんか?

粉ミルクを作る大手の会社が全然液体ミルクを作らないのが謎だったのですが、最近理由がわかってきました。

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液体ミルクのデメリットは、コスト!

そうなんです、コストが一番の問題なのです。

液体ミルクを作る技術は、今の日本には当然あります。

しかし現状だと作るコストが高いため、大手のミルク会社も渋っていると言います。

どれくらいコストがかかるかと言うと、粉ミルクのおよそ3倍になると言われており、これがなかなか普及しない原因となっているのです。

諸外国では、乳児用の食べ物について保護されており、液体ミルクに国家予算を投じている素晴らしい国もあるようです。

これだけのコストがかかるのであれば、当然ミルク会社が作るのをためらうのは企業の立場として考えれば理解できます。

だからこそ国の補助は当然必要だと思いますし、少子化に歯止めをかけるためにも、早急な対応が求められるべきだと感じます。

2016年11月現在、まだ液体ミルクにおける安全基準が設けられていないなど、普及に向けて必要な取り組みや課題は多そうです。

しかしここまで液体ミルクの需要性を考えれば、もっと普及が進むように働きかけていかないといけないと思います。

今液体ミルクを買おうと思っても買えないの?

いえ、そんなことはありません。通販で購入することは可能です。

しかし、めちゃくちゃ高いです。

Amazonでちょっと調べてみたのですが、12本入りの液体ミルクがなんと12000円!

1本1000円というのはさすがの暴利だなと思ったのが正直な感想です。

今は需要が高まっている状況なので、あまり在庫がないのかもしれませんが、それを差し引いても足元見過ぎだと思ってしまいます。

ちゃんとミルク会社と国が普及してくれるような施策を行い、普及してくれれば、液体ミルクの値段も落ち着いてくれると思います。

粉ミルクよりも高価になるのは仕方ないと思いますが、災害があった時の保存、そして長期の旅行などの持ち運びなどいざという時のために何本かはどの家庭にもストックがある環境を早く整えたいものです。

子育てが楽になることに反対する人もいるようですが

子育てが楽になる動きがあると、必ず「親が楽をしても良いのか」「親のエゴで子どもがかわいそう」とかケチつける人が出てきます。

そういう人は大概アンチになると注目してもらえるから、みたいな感じで自分のエゴを前面に出してくる連中なので、基本無視で良いと思います。

「だったらやってみろよ!」というのが本音ですね。

中には自分の子育てが大変だったから、楽になるのが許せないなどというヒガミで意見する人もいるようですが、どの時代にもその時代の苦しみがあり、皆一生懸命なのです。

子育てにかかる負担が減れば、もっと気持ちに余裕ができて、子育てが楽になるのではなく『楽しくなる』のです。

少子化、赤ちゃんへの虐待、妊婦への嫌がらせ…このような問題に直面していると、どうして未来の宝を傷つけるようなことをするのだろうと強く思います。

もっと未来のために、皆が助け合ってくれるようになることを切に願う今日この頃です。

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